ぽみこび先生「いのちの授業」2025.8.19 るー。越谷校

去る8月19日、るー。越谷校にて、北関東を中心に活躍中の「ぽみこび先生」(飯塚 佳美 氏 )をお招きして、
今話題の『いのちの授業』を開催しました。
年間で約4万4500頭の犬や猫が殺処分されている現状を知り、会場からため息が溢れます。
飼い主が放棄する理由は様ざま。
・犬が噛むから
・生活環境の変化(離婚、引越し等)
・介護(飼い主、犬)にともない面倒がみれない
いずれも、飼い主の身勝手な理由です。
犬の平均寿命は約14.6年ということ。
30年前は約7.5年だったことを考えると、実に寿命は2倍に延びています。
室内犬が多くなり、フードも変わり、医療も充実した昨今、人間だけではなく
犬も長寿化しています。
当然、飼い主にはその期間、尊い生命を受け入れた責任があるはずです。
私たち飼い主は、新たな生命を受け入れるために、その犬種の特性を
知り、先々、責任をもって一緒に生活できるか否かを考えなければいけません。
”知らなかった”は理由にならない、と。
最後に、ぽみこび先生より、太田 匡彦著書「犬を殺すのは誰か」より一文を
紹介いただきました。
それは、放棄された犬たちの最期の迎え方です。
言葉1つ1つは、その光景を安易に想像できるものでした。
自然と涙が溢れ、会場の空気は一変します。
私たちにできることは限られているでしょう。
決して大きなことはできないでしょう。
しかし、目の前の1つ1つを「動物福祉」の視点で行動すれば、変わることもあるかもしれません。
また、そうしなければいけないという思いになりました。
犬を迎え入れるということはどういうことなのか。
最低限の知識を身につけて、受け入れる環境を整備して、初めて尊い生命を迎え入れるべき
であると思いました。
私たち飼い主にとって、かけがえのない有意義な時間となったことは言うまでもありません。
ぽみこび先生、ありがとうございました。
